成人予防歯科

PREVENTION

成人予防歯科について

歯科医院で行うプロフェッショナルケアを
受けてみませんか?

日々の歯磨き(セルフケア)で取りきれない汚れが
気になっていませんか?
健康で美しい歯を維持するために、専門家によるクリーニング(プロフェッショナルケア)を
定期的に受けることをおすすめします。

TROUBLE

このようなお悩みは
ありませんか?

  • 歯石を除去したい
  • ヤニが気になる
  • 着色汚れをなんとかしたい
  • むし歯・歯周病を予防したい

定期的に歯科医院へ通い
健康な歯を守りましょう

  1. 今までは、虫歯や歯周病で歯が痛くなってから歯科医院を受診し、それから治療を行うという患者さんが多かったと思います。しかしそれでは、だんだんとご自身の大切な歯を失うことになってしまいます。
    虫歯の繰り返しによって徐々に健康な歯は失われ、最終的には抜歯に至ることも珍しくありません。

    スタッフの治療風景

これからの歯科治療は、虫歯や歯周病で悪くなった部分を治療するのではなく、いかに健康な状態を長く維持することができるかが重要なことだと考えられます。それが「予防歯科」という考え方です。当院では患者さんの口腔内の状況に合わせた予防歯科プログラムを、国家資格を持つ衛生士によるプロフェッショナルケアで口腔内清掃を定期的に実践しましょう。

予防歯科の重要性

  1. 「プレジデント2012年11月12日号」によると「リタイア前にやるべきだった」後悔トップ20【2】健康・・・55~74歳の男女1000へのアンケート調査で、健康について後悔していることの第一位は、「歯の定期検診を受ければよかった」でした。なぜこのような結果になったのでしょうか。

    健康に関する後悔ランキング図

日本と欧米の比較

    スウェーデンと比べ
    80歳の残存歯数が少ない日本

  1. 「年をとったら歯は失われるのは仕方ないこと」と思っておられる方は少なくないと思います。これまでは実際に日本の現状ではその通りになってきました。厚生労働省によると1999年の歯科疾患実態調査では、80歳での平均残存歯数はたったの8本しかありませんでした。

    近年、歯の残存数は増加傾向にありますが、それでも日本の次ぐ世界第二位の長寿国スウェーデンの80歳の歯の残存数にはまだまだ及びません。 日本と欧米の比較
  2. メンテナンス受診率の違いが
    残存歯数にも影響

  3. では、欧米の予防先進国では、なぜ日本が多く残るのでしょうか?それは「数ヶ月に1回、定期的に歯医者でメンテナンスを受けていること」にあります。欧米では、治療ではなく、メンテナンスに注力してきたことによって、平均残存歯数が飛躍的に向上しました。

    スウェーデンをはじめとする欧米の歯科医療先進国では、予防で歯を大切にしており、歯医者には治療のためでなく、歯の汚れを除去したり、歯や歯肉の健康チェックを行う「予防」のために行くのが当然のこととなっています。対して「日本人のメンテナンス率はわずか2%」です。このように、予防に対する考え方と取り組み方の違いが、残存歯数に大きく表れています。 日本と欧米の比較

歯科医院で行う予防処置

歯医者で行う「定期メンテナンス」は、歯周病やむし歯を再発させないようにコントロールし、健康な状態を維持していくために必要な処置です。

    定期メンテナンスの「間隔」

  1. 治療が終了後(特に悪いところが無くても・健康な方も)、個人差はありますが「3〜6ヶ月ごとに」定期的に歯医者の受診(定期検診やメインテナンス)をお勧めします。歯周病は細菌の感染によって引き起こされます。
    歯と歯肉の境目のプラーク(歯垢)を放置すると、そこで細菌が増殖し、悪玉細菌の比率が高くなり、歯周病がすぐに再発してしまいます。

    定期メンテナンスの「間隔」
  2. したがって、一定期間ごとに、プラークや歯石を除去し続け、細菌の増殖をさせないでいることが予防につながります。ご自身のブラッシングではどうしても除去しきれない部分ができますので、歯医者で行うメインテナンスが必要なのです。

    定期メンテナンスの「効果」

  3. ペーエウ・アクセルソン博士と歯科衛生士のブリギッタ・ニーストレン女史によって、スウェーデンで30年にわたって行われた長期予防臨床研究で、メインテナンスによって、97.7%の確率で歯が守られることが立証されました。
    わずかな歯の喪失の原因は歯や根の破折となっており、むし歯や歯周病で歯を失った人は一人もいませんでした。

    定期メンテナンスの「効果」

PRO CARE

歯科医院で行う
プロフェッショナルケア

Step1:口腔内検査
お口の中の環境は人により異なるため、最適かつ効果的な予防方法をご提案するために、口の状態を把握するための細かい検査やカウンセリングを行います。

Step2:スケーリング
歯垢(歯石が溜まって石灰化したもの)は細菌を多く含んでいますが、歯磨きで落とすことができないほど硬いため、専用の道具を使用したクリーニング「スケーリング」を行います。

Step3:セルフケア指導
患者さんにご自宅で正しく効果的なセルフケアを行っていただけるよう、ケアグッズの選び方や歯磨きの方法を、予防のプロである歯科衛生士から提案します。

予防歯科の3つのポイント

  1. 口腔内検査 口腔内検査
  2. スケーリング スケーリング
  3. セルフケア指導 セルフケア指導

PMTC
(Professional Mechanical Tooth Clieaning)

歯科医師・歯科衛生士が専用の機器で歯のクリーニングを行うPMTC

  1. プロフェッショナルクリーニング(PMTC)とは、歯科医師、歯科衛生士がクリーニング専用の機器を使って行う歯のクリーニングプログラムです。フッ素入りの研磨剤や、特殊なチップによる研磨などにより、歯の表面についている歯垢(細菌の塊)や着色物(茶渋、タバコのヤニなど)を取り除き、歯をきれいに磨き上げます。さらにフッ素コーディングすることにより、歯を強化します。 PMTC